大切な君へ。本を贈りたくなる本屋、「の君に本を」

本屋さん
ひらがなロゴ・のれん・引き戸・・・和を感じます

レトロな街並みと、次々に誕生する店が融合する注目スポット、大阪上本町に位置する空堀(からほり)商店街。
その通りを一つ曲がるとありました。絵本中心のブックセレクトショップ、「の君に本を」。
珍しい店名に訪問前から興味津々です。

店名に込められた想いとは?

「贈り物にこそ本を」がコンセプトという、こちらのお店。

「泣きたい夜がある君に」「明日を信じる君に」など、シチュエーションごとに本が陳列されています。

なるほど!
様々な場面にいる「君」に、ぴったりの「本」が選びやすくなっている!

「の君に本を」という店名には、その時、その一瞬の気持ちに寄り添う一冊を選んでほしいという想いが詰まっているのですね。

オープンマインドな雰囲気に浸る

店内のソファでは、子どもに読み聞かせをするお母さん。

ガラっと戸を開け、ランドセル姿の子どもたちが挨拶をしていきます。

そうかと思えば、男性が一人。のんびり選書を楽しんでいます。

毎月、「おはなし会」も開催されているとのこと。
開店して2年足らずとは思えないほど、地元で愛されていることが伝わってきます。

また、遠方からも足を運ぶ価値も大いにあり。

絵本のラインナップは、一般書店とは一線を画します。
「自分が好きな本しか置いていない」という店主chie(ちえ)さんのセレクトは、絵本通をも満足させるはずです。

そして、店内を包み込む「みなさんどうぞ」という心地よい雰囲気。
ぜひ体験してほしい空間です。

本を選ぶ幸せ時間を堪能

息子への本、どれにしようかな。

尋ねると、「私、すすめたがりなんです」と柔らかな笑顔のchieさん。
溢れんばかりの知識と愛情を持って、どんどん本を手渡してくれます!

さらには、オリジナルの包装紙で丁寧にラッピングも。
「ふくふく」という手作りの折り紙チャームも付けてもらい、贈る側も幸せな気分になりました。

ふくふく」のデザインは季節によっても変わるそう

包みがふたつ。そうです。
自分への贈り物もしっかり選びました!

大切な人へ、大切な自分へ、「本」を贈ってみませんか?

本を贈りたくなる本屋、「の君に本を」。おすすめです。

の君に本を – 絵本を中心としたブックセレクトショップ

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